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技術概要


容量結合通信の原理

 容量結合通信は、電極が対向することで生じる静電容量を利用する近距離通信の技術です。
 送信機の電極を受信機の電極に近づけると、両者の電極には異符号の電荷が現れます。
 送信機側電極に与える信号を時間的に変化させることで、静電容量を通じて受信機側電極へ信号が伝達されます。

             

 送信機と受信機の間に、電気を通す媒体を介在しても、電荷の変化が伝播するため、通信を行うことが可能です。

     

 容量結合通信は、電極によって通信領域を制御することができますので、従来の無線通信技術と異なり、通信領域をきめ細かく自由に設定できる上、混信しにくい通信環境を提供することが可能です。


応用例

 容量結合通信は、電極や媒体が近づくことで通信が可能となる特性を持っているため、近距離通信に適した様々な分野に応用することが可能です。
 例えば、パーソナルコンピュータと携帯機器に本技術を利用することで、両機器を近づけるだけでデータ伝送が可能になります。機器間での音楽や映像データの伝送に応用することが可能です。
 また、近距離に制限して通信できますので、秘匿性が要求されるセキュリティー分野への応用にも適しています。

     

 一方、媒体を介在した通信も可能ですので、電気を通す素材で出来た机上で、機器間の通信を行うといった用途にも応用可能です。

      


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